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はじめに:全体像が見えるから、やる気が出る
毎日の家事や育児は、終わりのないタスクの連続。
ToDoリストに書き出しても、いつまでも残っていて逆に疲れてしまったり…。
「家庭スクラム」は、そんな“やりっぱなし・気づいたもん負け”の暮らしから抜け出し、家庭をチームとして回す仕組みです。
本記事では、まず「どんな仕組みになるのか?」という完成形のイメージ=全体像をお伝えします。
毎週見るのはこの画面:Jiraのスプリントボード
家庭スクラムでは、1週間ごとのタスクを“スプリント”としてまとめて管理します。
日々チェックするのは、Jiraのアクティブスプリントボード。
- 「今週の家事・予定」がカード形式で並ぶ
- 各タスクに家族の名前を割り当て
- ステータスは「作業前/進行中/完了」で進捗が一目瞭然
このボードを見るだけで、
- 今誰が何をしてるか
- まだ終わっていない家事はどれか
がすぐに分かります。

全体を支えるのはConfluenceの家庭ダッシュボード
スプリントに出すタスクは、すべてConfluenceで一覧化された「家庭バックログ」から取り出されます。
この家庭バックログには、
- 家事の種類・頻度・重要度をまとめた家事リスト
- 子どもの予定や行事
- 月ごとのやること(季節行事や定期タスク)
- 家族で決めたルールや目標
など、家庭運営に必要な情報がすべて整理されています。

図解で見る「家庭スクラム」全体像

- タスクはConfからJiraに“引っ張ってくる”
→ 半自動化できます✨ - スプリントで進めるのは“今週分だけ”だからムリがない
家庭スクラムで変わる暮らし
- 気づいた人だけが損をする家事からの脱却
- 感情論ではなく、事前に決めたルールに従うだけ
- 月1や年1の家事も覚えておく必要なし!
家事やアクションが今週のタスクとして必要なタイミングで現れるので、淡々とこなすだけで過程が回ります!
注意:これは“本当のスクラム”ではありません!
この方法は、私がスクラムマスターの資格を持つワーママとして、エッセンスを家庭に応用したオリジナル手法です。
- 本来のスクラムにある「デイリースクラム」「スプリントレビュー」などは省略または簡略化
- 振り返り会議は任意。家族会議ができるならそれでOK!
家族の性格や関係性に合わせて、柔軟にカスタマイズしてください。
次回予告:どうやって始めるの?
次回は、実際にJiraとConfluenceを使って家庭スクラムを導入する手順を解説します!
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