この記事でわかること
- M2 Mac で Homebrew の PATH が通らない原因
- Apple シリコン(M1/M2/M3)と Intel Mac の違い
.zprofile
に追記するだけで解決する方法
Progate学習中にNode.jsが必要になった
ProgateでWeb開発の勉強を始めてしばらく。
次のステップとして Node.js を使ってみようと思い、Macに Homebrew を入れることにしました。
MacにHomebrewを入れようとしたら…
Homebrew の公式サイトにあるインストールコマンドをターミナルに貼り付けると、すぐに完了!…と思ったのですが。
brewが使えない!PATHの問題?
インストールが終わったはずなのに、brew
コマンドが使えない。
調べてみると「PATHを通す必要がある」とのこと。
よくある手順通り、.bash_profile
に下記を追記しました:
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
…が、うまくいかない。何度再起動しても brew が使えるようになりませんでした。
原因は「環境の違い」だった
PATHの書き方が間違っているわけではなく、Macの環境そのものの違いが原因でした。
自分のMacはApple Siliconだった
uname -m
を実行すると arm64
。つまり M2チップ(Apple Silicon)搭載のMacでした。
Intel Macとはシステムの構造が異なるため、参照すべき場所も違っていたのです。
シェルはzshだった(確認方法あり)
さらに echo $SHELL
で確認すると、自分のシェルは /bin/zsh
。
つまり、Apple Silicon × zsh の組み合わせでした。
.zprofileに正しく追記して解決!
Apple Silicon × zsh の場合は .bash_profile
ではなく .zprofile
に追記しないといけなかったようです。
実際に追記したコード
(echo; echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"') >> $HOME/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
これを .zprofile
に書き込んで、ターミナルを再起動したら…
brewが使えるようになった!
無事に brew
コマンドが動作!
その後、Node.js も正常にインストールできました✨
初心者が開発環境でつまずく理由
トラブルの原因は実にシンプルでしたが、初心者には意外と見えづらいものだなと感じました。
「正しいやり方」が環境ごとに違う
記事を参考にしてもうまくいかない理由の多くは、自分の環境が前提と違うから。
チップの種類、OSのバージョン、使用しているシェル。どれか1つでも違うと、解決方法も変わります。
まずは「自分の環境」を知るのがコツ
・MacがApple Siliconかどうか → uname -m
・使用しているシェル → echo $SHELL
この2つは最初に確認しておくと安心です。
まとめと今後の学習メモ
今回の気づきと今後やりたいこと
環境構築の小さなトラブルでも、落ち着いて調べればちゃんと解決できる。
そんな自信が少しつきました。
今後も、Progateでの学びや開発環境の整備を進めていきたいと思います🌿
同じような方の参考になりますように🌷
「Macでbrewが使えない…」と悩む方がいたら、この記録が少しでもヒントになりますように!
コメント